浣腸で痩せるって本当なの?浣腸の効果や豆知識など

浣腸で痩せるってホント?ダイエッターの中でもにわかに人気をみせているという浣腸を使ったダイエット法。ここ数年、ハリウッド女優やセレブの間でも話題になっている「コーヒー浣腸ダイエット」なるものもあるようです。

浣腸に効果ってあるの?

腸の中にある溜まった便を排出させる効果アリ!

浣腸と聞いて形や使用方法・効能について何となくは想像がつきますが、詳しいことは分らないという人が大多数では?この「浣腸」ですが、おしりの肛門部分に直接液体を注入することで腸壁(腸の壁)面を潤わせて滑りやすくし、腸の動きを活発化させて便を出すというものです。もっと簡単に言えば、直接直腸に物理的な刺激を与え腸を動かして排便を促すものです。また腸の壁(腸壁)に潤いが出来ることで便にも水分が入り、排便がスムーズになります。

慢性的な便秘の方などが浣腸を使用することが多いですが、旅先や環境の変化による便秘の際にも使用されます。即効性が高いため時間や場所を問わず使用することが出来ることもメリットのひとつ。直腸を直接刺激することで排便を促す浣腸ですが、効果は約3~10分くらいであらわれます(個人差があり10分経っても効果を感じられない方も中にはいます)。浣腸は小さなお子様からお年寄りまで多くの方が使用でき、便秘の薬を飲めないような方・介護の場・術後の際でも安心して使うことができます。

 

浣腸で痩せるための適切な回数とは

3回以上使うと体が慣れて効果が出ない!?

浣腸に適切な回数があることをご存知ですか?一般的に市販されている浣腸の種類によっては1日2回を上限とするものもあります。基本的な浣腸の頻度は1日1回位にしておきましょう。また1日2回を限度とするもので、一度使用したけど失敗した・まだすっきりしないというなら次の浣腸の使用まで30分から1時間くらい間を空けてからトライしてください。

人によっては個人差もあるため効果を感じられないという方もいますが、むやみに本数を増やすことは絶対にNGです。やたら浣腸を使用することで引き起こす副作用というものもあります。浣腸は直腸に刺激を与えるというものですが、何度も使用することで私たちの身体はこのような刺激にも次第と慣れてしまいます。こうなってくると浣腸なしで自然に排便することが難しくなっていくと言うわけです。自然に腸を動かす力は大切ですので、常用・乱用は止めた方が良いでしょう。

そして「残った浣腸液は次回使えるか?」という疑問をお持ちの方も多いようですが、その答えはNO!です。1回の使用で1個とされますので、残ったとしても浣腸液は容器とともに廃棄してください。

 

浣腸の知っておくべき豆知識!

浣腸をした直後にトイレは禁物!

私たちの生活の中で割と身近な浣腸ですが、より安全により効果的に使用するために知っておきたい豆知識があります。

まず1つ目ですが、浣腸をする前に準備していただきたい「浣腸液を人肌くらいに温める」ことです。一般的に市販される浣腸の説明文には「冷暗所で保存するよう」の一言が入っていると思います。箱から出した浣腸はちょっとヒンヤリした感じがありますね。これを直接このまま腸に入れると、どうなるか?ヒンヤリした液体は腸に与える刺激が強く、腸は萎縮しやすくなります。浣腸液を温めることで腸への急な刺激を防ぐことができ、便意を我慢しやすくなるです。人肌に温める方法としては、お湯を張った洗面器などに浣腸を入れるなどがおススメです。

次に2つ目です。浣腸の即効性についてはお話しした通りです。浣腸を挿してすぐに便意をもよおしてきます。説明書などを見ると3~10分程でとありますが、人によってはすぐに便意を感じる方も。ですが、ここで直ぐにトイレに向かうと浣腸液だけがでてしまい本来の効果が得られません!ではどのくらい我慢していれば良いものなのでしょうか?できれば浣腸液が腸の中に行き渡る時間、3分はトイレを我慢していただきたいと思います。

 

目的別!浣腸の主成分について

一般的な浣腸液はグリセリンを希釈したもの

一般的に市販に出回る浣腸の液体の主な成分はグリセリンです。そしてこのグリセリンは私たちの日常生活に様々な形で関わっています。

①食料添加物として使用される場合

甘味料・保存料・保湿剤・、増粘安定剤等の用途に用いられます。甘味料として用いられる場合、虫歯になりにくいという特性を活かして飴やガムに使用されています。

②医薬品・化粧品として使用される場合

保湿剤・潤滑剤の効果があります。医薬品としては咳止めシロップ・うがい薬、練り歯磨き、化粧品としては石鹸や化粧水・ローションなどに使用されています。

③化学原料として使用される場合

爆薬の成分に用いられることは有名です。

ダイエットや便秘の際に使用される「浣腸」の成分であるグリセリンはというと、直腸を刺激する働きと便に水分を与える働きがあり、排便を促す作用があります。ですが、グリセリンは原液のままで浣腸液に使用すると刺激が強すぎるので、通常の50%くらいに希釈して(薄めて)使用されるということです。

 

浣腸ダイエットはやる価値あり?

体重を落とすというだけなら浣腸ダイエットは即効性があると思いますが、一時的な効果でしかありません。ダイエットは継続が基本ですが、浣腸の使用については限度があります。また浣腸に「慣れ」てしまってはダイエット以前の問題になる危険性もはらんでいます。浣腸の際には一気に排便されてしまうために腸にある善玉菌まで一緒に排除してしまうこともあります。浣腸を使って痩せるダイエットは危険性があるものと覚えていた方が良いでしょう。